コロナ禍の帰国手引き フランス 情報いろいろ 試してみた 連載

【帰国者必見】フランス→日本帰国時の手引き・検査編

今回は実際に検査を受けるまでを公開します。

私は【空港内の検査機関】で検査を受けましたが、いくつか注意点があります。

1:必ず予約を取ること
検査機関は物凄い行列ができますので、必ず予約を取ります。『予約なし』でも検査を受けれるようですが、相当待たされます。
8時に検査予約をし、終了したのは9時半でした。終了時点で『予約なし』で待っている方は、たったの1人しか検査会場へ足を進められていませんでした。

予約サイト: www.doctolib.fr
※他にも予約サイトはあるようですが、ボクはこのサイトで予約完了しました。

検査場所をCDG(シャルルドゴール空港)2Eに設定し、名前、住所、メールアドレスなどを記入していきます。フランスの健康保険番号を求められる箇所がありますが、旅行者や学生さんで番号を持っていない場合は、空欄でも大丈夫そうです。
※フランス語がわからない方は、友人やホテルのフランス人に手伝ってもらいましょう!

2:日曜日は午前中のみ
日曜出発の方や、月曜日出発で前日に検査しておこうと思っている方は注意が必要です。空港の検査機関は、日曜日の午前中までしか検査してくれません。ですが、しっかりと情報を知っていれば、日曜出発の方は前日や午前中の早い時間の予約を取っておけば問題ないでしょう。

3:空港内の検査機関であり、薬局の検査場ではない
空港内の検査機関は【2Eの端(Porte16だったか:マクドナルドの真逆)】のみで、2E中央にある【薬局】ではありません。
試しにこの【薬局】でも検査を受けてみましたが、【検査証明翻訳】への記入はしてもらえませんでした。

4:時間指定はなるべく早く
予約を取っていてもかなり時間が掛かります。検査機関に入るために行列をなしていて、8時の予約であっても先がつかえていると入れません。前の予約の方々が検査場へ移動すると、予約時間ごとに入場をゆるされます。結局入場ゲートを通過したのが8時40分過ぎでした。その後、検査場で検査を待つのに約30分。検査後、検査証明を受け取るのに30分ほど掛かりました。
調べることが好きな性格なので、待っている間に色々な方とお話したところ、7時半~8時までは15分刻みで予約を取られている方が多く、8時台からは10分刻みでの予約になっていました。その為、7時半~8時までの予約を取ったほうが人が少ないです。

5:PCRではなく【抗原定量検査CLETA】で検査をお願いすること
よく日本では新型コロナウイルスの感染検査のことを『PCR検査』と呼びますが、検査方法にはいくつかあり、PCR検査だけではありません。
検査機関に入場すると、まず受付の方に『どこへ行く?』と聞かれます。『日本』と答えるとPCR検査をうながしてきますが、『Antigen Test : CLETA』と答えてください。【検査証明翻訳】の検査法欄の一番下の項目『抗原定量検査』を指さしましょう。そうすると、記入用紙をくれるので、それを指定場所で記入して検査場で並び、検査を受けます。
※抗原定量検査で日本入国は問題ありません。(抗原定性検査はNGです)

ちなみに、調べることが好きな性格なので、再予約してPCR検査も受けてみましたところ、なんとPCR検査の場合、検査結果に時間が掛かる(約10時間)為、【検査証明】もいただけません!日本入国後、メールでPCR検査の【陰性】が届いてました!

6:検査の医師に【検査証明翻訳】を見せること
検査場で少し並び、検査室に入室します。
検査方法は鼻に突起物を入れ、粘膜を採取する方法でした。日本は現在『唾液』のようですね。
検査終了後、必ず【検査証明翻訳】を担当した検査官に見せ、渡してください。その後、検査室を出て、検査機関入場ゲート近くの待合室にいると、【検査証明(結果)オリジナル】と【検査証明翻訳(記入済)】を渡してくれます。

これでようやく出国準備が整いました。
検査証明を持って、チェックインカウンターへ行ってください。チェックイン時にこの検査証明の提示を求められます。

今回、このブログを公開するために、日曜日に『予約なし』で並び、空港内薬局にて『検査』を受け、当日はPCR検査とCLETA検査を受け、計3回の検査で鼻の奥が痛くて仕方がありませんでしたが、この情報が皆様のお役に立てれば本望です。

次回は、出国時の手続き編を公開したいと思います。

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