ひとりごと

4月21日のひとりごと

フランスからの一時帰国で外出制限を強いられていたので、けっこうあれこれと考える時間がるわけです。

みなさんは『オリンピック開催』に関してどう思っていますか?

ぼくは現在のコロナ禍を考えると難しいのかなと思っています。
日本だけでなく、世界中が慌ただしく騒がしい現状では、特に及び腰になってしまいます。
その一方で、開催してほしいなあという気持ちも大いにあります。
親世代は人生で2度のオリンピックを自国で味わえるのだから、そりゃあ感慨深いだろうなあ、なんて親孝行のような気持ちさえ芽生えます。

芸能人のかたも、『オリンピック反対』と大きな声では発言しないけれど、聖火リレーを辞退することで意思表示をされているのでしょう。

営利や利権、政治などのむつかしいことはさておき、『再延期』はできないものかなあ?

現状反対している日本国民だって、コロナ禍でなければ、開催したいと思っているかたの方が多いと思う。
それであれば、まずは日本国民で『再延期』の署名をダメもとでも集めたらどうなのだろう?
大人も子供もお年寄りもみんなでインターネット署名して、『開催したいけど今じゃないから再延期』という意志表示をしたらどうだろう。

数千万人の署名が集まれば、オリンピック委員会だって、次回開催国のフランスだって、何かしらのアクションがあるのじゃないかな。
それにそこまでのマンパワーが集まったら、世界中の人も賛同し始めると思うのです。

仮に『再延期』できなくたって、ぼくらの意志や想いは十分伝わるし、国民がまとまることのほうがとっても大切なように思える。

ただ『延期』してしまうことで、今大会に選出されているアスリートの方には、本当に申し訳ないのだけど、オリンピック委員会が、全ての選手にミニチュアの『金メダル』を贈ったらどうだろう?
当然、非公式だし特例だし、ただの記念かもしれないけれど、それでもこういう未曾有の事態だからこそ、きっと納得してくれると思うんです。

芸能人のかたも、『辞退』という無言の意志表示よりも、『再延期』の署名活動にその影響力のある大きな声を使ってくれたら嬉しいです。

昨年の延期のときは国民が心配するなか、政府とオリンピック委員会で延期を決めたけれど、今回は国民が延期を決めたいなあと思う。
もし『再延期』できたら、そのときは覚悟をもって、日本国民みんなで盛大にオリンピックを開催できると思う。

とまあ、こんなことをテレビを観ながら考えたりしていたわけです。
『人は仕事がないと政治に関わり始める』なんてユダヤ人の格言があるのだけど、外出できず暇すぎて、まんまと政治的なことを考えちゃったわけですね。

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